仮想通貨取引所の安全性②マルチシグ

取引所の安全性②マルチシグって?

~続き~

この公開鍵認証方式には、弱点もあります。

それは前回説明した通り、秘密鍵が第三者に盗まれてしまった場合、第三者がログインすることができてしまい、第三者が送金を可能にしてしまう点です。

取引所の場合、顧客が預けたコインは一つのウォレットにまとめて管理されています。

ウォレットのコインを取り出すためには、秘密鍵が必要です。

この秘密鍵が何者かに盗まれてしまうと、悪用されてしまいコインチェックのような不正流出が起きてしまうのです。

この懸念点を解決するためマルチシグネチャーと呼ばれる通常のセキュリティシステムより更に上級なシステムが考えられました。

複数(マルチ)の署名(シグネチャー)を利用して、複数の合意が得られないとトランザクションの処理を進めることができないシステムです。

 

もっと簡単に説明すると、一つの秘密鍵を分割し複数の保管場所に保管します。

全ての鍵が揃わないと、ウォレットにアクセスがでず取引ができない仕組みです。

ハッキングしようとする第三者も、一箇所の端末ではなく複数の箇所の端末を同時に攻撃しなければいけないので、セキュリティの強度が格段に上がります!

仮に一つの秘密鍵が盗まれてしまっても、ハッカーによる不正取引は不可能となります。

(引用:https://bitcoin-yoro.com/news/securitynews)